Last Update: 2008/ 1/30


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訴訟団解団のごあいさつ
2008年1月28日
                              新横田基地公害訴訟団

 新横田基地公害訴訟は昨年5月の最高裁判決により終結いたしましたが、2008年1月27日の解散総会をもって名実ともに終了し、新横田基地公害訴訟団は解団となりました。
 この訴訟の提起により、損害賠償請求は被害地域全域をカバーする面的賠償が認められ、あらためて基地被害の重大さを社会に知らしむことができました。また、アメリカ政府を被告とする対米訴訟を取り組んだことにより、旧憲法下の大審院決定である外国政府に対する裁判はすべて認めないとする絶対免除主義から、条件に応じ裁判を認めるという制限免除主義へと道を拓く上で貢献したと思っております。
 くわえて、高裁判決が「騒音被害の補償制度すら未だ設けられず、再度の提訴を余儀なくされた原告がいることは、法治国家の有り様から見て異常の事態」「立法府は適切な国防の観点からも、怠慢の誹りを免れない」と国の基地行政を厳しく指摘したことは、基地被害住民の請求を正当化するものでした。
 現在、厚木、嘉手納、普天間基地等で被害救済を求める裁判が続いています。また、米軍再編による新たな基地被害に対する住民たちの運動にも、私たちの闘いの意義と成果が必ずやいかされるものと信じています。
 横田基地周辺では、米軍再編の具体化による日米の軍事一体化の進行と騒音増大が懸念され、被害解消の見通しもなく、住民の生活環境悪化の不安が広がっています。
 私たちは訴訟団解団後、基地の監視活動などを進め、次の運動への橋渡し役として「横田基地等の公害対策」を進める準備会(仮称)をスタートさせることに致しました。新たな闘いの一歩を踏みだします。これまでと同様にご支援、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 最後になりましたが、11年に及ぶ長い間のご支援、ご協力に深く感謝申し上げます。


▲原告とともに奮闘してきた弁護団

▲原告の先頭に起ってきた小板橋代表幹事

▲閉会の挨拶をする山口代表幹事

▲弁護団を代表して挨拶する
榎本弁護団長


新横田基地公害訴訟団
〒197-0003 福生市熊川 1655-3 白鳥第2ビル302号
Tel/Fax 042-552-4451

私達の訴訟団は、八王子市・日野市・立川市・昭島市・福生市・羽村市・武蔵村山市・瑞穂町・飯能市・入間市の住民が参加しています。


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